公開:2016年07月06日 最終更新:2017年06月11日

ネット証券って大丈夫?不安なあなたが気になりそうなことをまとめました

始めてみたいオンライントレード。でもネット証券って名前聞いたこと無い証券会社ばかりだし、そもそもインターネットもあんまり利用しないし・・・。

大丈夫かなぁ。

たしかに従来の証券会社に比べればネット証券は新興ですが、そのバッグには大手企業や主要金融業者などが関与してきた経歴があります。

不正アクセスを気にする向きもありますが、証券口座からの出金先はあなた名義の銀行口座のみです。名義の異なる口座への出金はできません。

また、全てのネット証券は等しく株を購入でき配当金や株主優待も受領できます。おそらくどんなネット証券もあなたの期待を満たしてくれるはずです。

何を買えば良いか迷ったらロボアドを利用するのも1つの手です。筆者が聞いた話では、特に投資初心者には人気とのことでした。

それでも、「顔が見えない」ことがネックなら、以下の記事もご覧になってみてください。ネット証券大手のSBI証券に、株主優待やロボアドについて取材してきたものです。

SBI証券に株主優待からロボアド、ビットコインまで徹底インタビュー!

>>株主優待やロボアドについて、ネット証券最大手SBI証券にインタビューしてきました!<<

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ネット証券を利用する上での不安に思われそうなポイント

いくつか例をあげて考えてみましょう。

インターネットの利用は不慣れである

インターネット全盛の現代であっても、インターネットを通じて買い物をしたことがない。そんなあなたにとってネットでの株取引は極めてハードルの高いことのように感じると思います。

ですが、LINEやTwitterなどの何らかのSNSアプリは利用しているはずです。

普段使っていますよね?

LINEを使っていれば、LINEスタンプのこともご存知だと思います。

1つぐらい購入したことありますね?

思い出してみてください。LINEスタンプを購入する際の流れを。

  1. LINEにログインする
  2. LINEスタンプを開く
  3. 好みのスタンプを選択する
  4. ポイントと引き換えに購入する

株式や投資信託の売買もこれに良く似ています。

  1. アプリやウェブサイトを通じてに自身のアカウントログインする
  2. 株や投資信託の取引画面を開く
  3. 好みの商品を選択する
  4. 現金と引き換えに購入する

LINEスタンプと異なり、株や投資信託はいつでも売却できるのが相違点です。

LINEを始める際には初回の手間がかかるように、投資を始める際も最初は少し手間(口座開設申し込み)がかかります。

不正アクセスされて勝手に出金されない?

ネット証券は各社とも取引内容を暗号化しており、外部から解読されることはありません。各社のウェブサイトはセキュリティ性の高いhttps接続を利用しています。https接続は、たとえ無線LAN(Wi-Fi)が通信傍受されたとしても解読できません。

また、不正ログインされたとしても不正出金はありません。証券口座に登録できる銀行口座は本人名義に限定されるため、犯罪者の口座に送金できないのです。

仮に口座番号が変更されたとしても、登録メールアドレスに通知が来ます。何も知らぬ間にお金も株もなくなっていた、なんてことはありません。

証券会社によっては、取引できるパソコンやスマホを制限できる場合もあります。パソコンやスマホの固有情報を登録することで、未登録端末からのログインを防ぐのです。

なお、不正ログインの多くは、

  • 1111など安易なパスワードを設定している
  • 他のサービスと同じパスワードを利用している

ことが原因です。他人に推測されやすいパスワードは使わないことをオススメいたします。

最後に証券各社はサイバーセキュリティの分析・情報共有を目的とする「金融ISAC(Information Sharing and Analysis Center)」に加入し、日々私たちの安全性確保に努めています。

ネット証券って聞いたことの無い証券会社ばかり

ネット証券の多くは1990年代に設立されており、野村證券や大和証券など、知名度の高い証券会社に比べれば後発です。ですが、各社とも様々な大手企業や金融業者が関わって設立されてきた経緯と実績があります。

ちなみに、ネット証券といえば、以下の5社が有名です。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • カブドットコム証券
  • マネックス証券
  • 松井証券

SBI証券

SBI証券は東証一部上場のSBIホールディングスが運営する証券会社です。SBIホールディングスは、もともとソフトバンク系列の企業でしたが現在は独立し、SBI証券を筆頭とする各種金融業を営む一大企業に成長しています。

楽天証券

楽天証券はご存知楽天グループの1社です。その前身は三井住友銀行系の証券会社で、2000年代に楽天に買収されていました。

カブドットコム証券

カブドットコム証券は三菱UFJフィナンシャル・グループに属する証券会社です。SBI証券や楽天証券と異なり、グループ企業ながら東証一部上場しているのが特徴です。

マネックス証券

マネックス証券は東証一部上場のマネックス・グループの証券会社です。マネックスグループの設立には起業家とSONYが関わっており、いくつかの証券会社を吸収合併して現在の形になりました。

松井証券

松井証券は上場する証券会社の1社です。その設立は大正時代と古く、一方でいち早くオンライントレードに参入した実績があります。

ネット証券が倒産したら預けたお金や株や投資信託はなくならない?

証券口座のお金、投資を通じて売買した株式や投資信託などは、いずれも証券会社とは異なる組織(証券保管振替機構)や信託銀行が管理しています。そのため証券会社が倒産しても、投資家の財産は保護されます

例えば、SBI証券の場合には以下のような記述があります。

質問:SBI証券が破綻したら総合口座の資産はどうなりますか?

回答:お客さまにお預けいただいておりますご資産(有価証券やお金)は、当社が保有する資産(有価証券やお金)と、金融商品取引法に基づき、明確に分けて管理しております(分別管理)。 したがって、万が一、当社が破綻したとしましても、お客さまからお預りしているご資産は確実に返還されます。

しかし、顧客分別金信託のタイムラグや、万が一の事故などにより、お客さまの資産を完全に返還ができない場合、または返還に著しく日数を要する場合には、投資者保護基金が対応します。

SBI証券が破綻したら総合口座の資産はどうなりますか? | SBI証券Q&A

日本投資者保護基金とは1998年に発足した非営利の法人で、金融庁と財務省の規制・監督下にある組織です。上記引用したSBI証券をはじめ、先に挙げたネット5証券会社は全社会員として加入しています。

まとめると、

  1. 日常的な分別管理によるバックアップ体勢
  2. 日本投資者保護基金を通じた補填

の2つの方法で個人投資家の財産は保護されます。

ネット証券で買えない株はある?

ありません。

  • 東証一部・二部
  • 東証マザーズ
  • JASDAQ
  • その他、名古屋や札幌など地方の証券市場

どのネット証券を選んでも全て購入できます。

株を買ったら自宅や会社に通知くる?

来ません。

ネット証券での取引報告書は電子ファイル(PDF)として発行されます。手元に届く書類は家族や会社に株取引がばれると困るあなたへにて紹介しています。

ネット証券では株主優待や配当金は貰える?

もらえます。

配当や優待を貰う条件は「いつ株をもっているか」が全てです(株主優待と配当金が欲しい!どうやってもらうの?)。

ネット証券は誰が投資情報を教えてくれるの?

ネット証券では投資を相談できる担当者は付きません。投資の是非はすべてあなたが判断します。

と聞くとちょっと不安ですね?

しかし、心配は不要です。

ネット証券各社はメルマガウェブサイトのコラムといった形でレポートを公開しています。投資を判断する情報がまったく何もない、といった状況でもないです。

近年はロボアド(プログラム・AIを用いたロボットアドバイザー)を用いた資産運用も人気です。例えば、SBI証券の担当者によると、特に資産運用経験のない初心者に選ばれる傾向にあるそうです。

―――WealthNavi for SBI証券(筆者注:SBI証券が提供するロボアド)はどんな人に向いていますか?

(中略)今後の資産形成層を意識されている方、資産形成をしたい、運用したいのだけども誰に資産運用の相談をすれば良いかわからない、そういった方々のニーズにロボアドの運用は役に立つのかな、と考えております

ロボアド「WealthNavi for SBI証券」について | SBI証券に株主優待からロボアド、ビットコインまで徹底インタビュー!

困ったら電話やメールしよう

各ネット証券は電話やメールでのオンラインサポートは提供しています。何か困ったことがあれば電話をかければ良いのです。

電話を利用できるのは平日の昼間~夕方まで。日中働いている私たちにとっては、メールサポートを利用するのが最適だと思います。

まとめ

以上をまとめると、

  • インターネットでの証券取引は難しくない。LINEアプリを使っていれば大丈夫
  • ネット証券と従来の総合証券とでは買える株の違いや株主優待、配当金の有無などに差異はない
  • ネット証券では担当者はつかないが投資を判断できる材料はある。近年はロボアドを用いた資産運用も人気

です。

最後に、日本証券業協会の調査によれば、投資を行っている個人投資家の過半数はネット証券を利用しています。また、ZAiなどの投資雑誌のアンケートでも、個人投資家の約6割がネット証券を利用していると回答しています。

みんな普通に使ってますから、あなただけができない、なんてことはないのです。

あなたの不安を少しでも解消できたら幸いです。

いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!

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10万円資産運用におすすめの証券会社

手数料が安く、取り扱い商品も多いため、少額資産運用に最適なネット証券です。 第三者評価機関調査で10回目の第1位に選ばれるなど人気の高さが特徴です。 安全にお金を増やしたい方に最適な、元本保証で高金利のハイブリット預金目当てで開設される方も多くいらっしゃいます。
当サイトはSBI証券をお勧めいたします

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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