公開:2017年05月15日 最終更新:2017年05月15日

筆者の資産運用例を紹介。ポートフォリオを真似したいあなたへ

資産運用を行う際に、他人の資産運用例をベンチマークとして運用したいという需要はあると思います。

例えば、

  • 同じような考え方で商品を選びたい
  • 同じ商品を買って運用したい

といった需要です。

要は真似っこしたいということ。

誰かの運用を真似ると、あれこれ考える手間が省ける一方で、運用リスクの認識が不十分になるなど、上手く運用できない可能性があります。

そこで、以下では弊サイト「インストックネット」運営筆者の資産運用例を見て、

  • 何をどう考えてその商品を選んでいるのか
  • もし同じ運用を目指すにはどうすればよいのか

といった観点で、商品選定やリスクなどについて説明します。

もしあなたが私の運用例を見て「どうしてこうしたのだろう?」と感じていたら、ぜひご覧ください。

詳しい運用事例は最近の資産運用例2017年上期版をご覧になってください。

>>株主優待やロボアドについて、ネット証券最大手SBI証券にインタビューしてきました!<<

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コアサテライト戦略で資産運用を考える

まず、

  1. お金の振り分け
  2. 商品選定

という流れで話を進めます。

なお、以下、株や投資信託などのリスク性商品のみ選ぶことを前提に紹介します。

運用資金を振り分け

2017年現在、筆者が意識しているのがコアサテライト戦略と呼ばれる運用方法です。ここでは資金振り分けの考え方というのが適切でしょうか。

表1. コアサテライト戦略とは

コア部分 資産形成の中核を担う
安定的で長期の運用を行う
サテライト部分 資産形成の外縁を担う
積極的なリターンを目指すなど

筆者はこの方針にしたがい、

  • コア部分:毎月2万円
  • サテライト部分:残りの余剰資金

と振り分けています。

コア部分の2万円とは毎月必ず資産運用するお金です。このお金の出所はもちろん毎月の給与収入です。

一方、サテライト部分のお金はある月は0円、ある月は5万円と流動的です。こちらはボーナスなどの臨時収入を使うことになるでしょうか。

とにかく優先すべきはコア部分の2万円であり、サテライトはおまけです。

資金の範囲内で商品を選ぶ

では、この方針に従い商品を選びます。

コア部分に適切な商品

コア部分に適切な商品は、

  • 毎月2万円で投資できる商品
  • 「毎月投資する」という運用に適した商品

ということで積立投信が適切な商品例として挙がります(月々500円から積立できる積立投信!1年間でわずか6000円の投資)。

最近ならロボアドなどでも良いと思います。

とにかく、毎月2万円を欠かさずに投資信託に積み立てる。これがコア部分です。

サテライト部分に適切な商品

サテライト部分に適切な商品は、

  • いつ投資しても良い商品(毎月買うといった条件は付けない)
  • 積極的にリターンが欲しい

ということで、筆者は現在国内株式(株主優待銘柄)などを選定しています。なんだかんだで優待欲しいですから。

お金が足りなければ、こちらは買っても買わなくても良いです。

ここまでまとめると

ここまでまとめると、

表2. 筆者なりの運用方法

コア部分 積立投信
毎月2万円を投資
サテライト部分 株主優待銘柄など
余剰資金があるときに投資

です。

資産運用に大金は不要な点に注目

重要な点として、この投資は毎月最低2万円さえ用意できれば誰でもできる投資です。もちろん、この2万円は、あなたの状況に応じて減らすこともできます

100万円といったまとまった大金は不要です。まずは毎月1万円でも良いので、毎月投資できるお金をご用意ください。

コア部分の商品選定例

さて、一言で「投資信託」と言えど、投資信託は5,000種類以上もある、選択肢の多すぎる商品。ここから資産形成に最適なものを選ばなければいけません

そこで現在筆者が保有するのが以下の投資信託です。

  • 投資信託:三井住友DC外国債券インデックスファンド・・・4,000円/月
  • 投資信託:三井住友DC全外国株式インデックスファンド・・・14,000円/月
  • 投資信託:DIAMたわらノーロード日経225・・・2,000円/月

現在の投資信託積み立て設定額(2017年05月13日現在)

現在の投資信託積み立て設定額(2017年05月13日現在)

この投資信託を選んだ理由

世界分散投資を実現できる

実はこの3つの商品で、以下の4つの資産セクターに投資できます。

  • 日本株式
  • 先進国株式(アメリカとEU)
  • 新興国株式(中国やインドなど)
  • 先進国債券(アメリカ国債やEU各国の国債など)

金融庁も指摘するように、資産形成では「長期・分散・積立」で運用するのが良いです(オススメの資産運用)。あなたが相場の天才でなければ、将来値上がりする商品を当て続けるのが難しいからです。

そこで、安定的に利益を見込める方法として適しているのが世界分散投資。世界分散投資は、世界が経済的に成長した分が私たちの利益になります

日本にいると「もう経済は成長しないのではないか」と思いがちですが、世界には成長市場がたくさんあるんです。

信託報酬が安価

もう1つ、投資信託には運用時のコスト(信託報酬)が発生します。先に挙げた3つの投資信託は、信託報酬がかなり安価な部類の商品です。

長期の積立投資において、高額な信託報酬はあなたの儲けを減らすデメリットしかありません。

できるだけ、信託報酬の安価な商品を選ぶと、必然的に投資先は絞られます。

積み立て日の決め方

積み立て日時は、お金を使ってしまう前に積み立てることを重視するのが最良です。

「余ったお金を投資する」では大抵うまくいきません。

この運用で資産はどのくらいに?

毎月2万円を30年間継続すると、720万円の積み立てに対し、平均2,000万円になると算出されました。

これは乱数計算による結果で、将来の運用成績を約束するものではありません

サテライト部分の商品選定例

こちらはお好みの株主優待銘柄を追っていきます。

個人的には漠然と取得するのではなく、優待の使い道が見える銘柄を買うのが好きです。

お金がないときは無理に買わない

サテライト部分はおまけなので、お金がないときは無理にお金を割り振る必要はありません。

重要なのは、資産形成を行うコア部分を優先することです。

元本割れを嫌うならば

投資信託や株式の運用は元本が割れるケースも出てきます元本が保証されないのですから当然です。

もしあなたが元本割れを最小限にしたいならば、以下の点も考慮してみてください。

サテライト部分での無理な運用に注意

通常、株式の直接投資は投資信託よりも値動きが大きくなります

株主優待を追い求めて、サテライト部分の比率が大きくなると、資産残高の値動きも大きくなります。

より資産の安定性を重視するなら、サテライト部分の運用は省略(つまり優待銘柄は買わない)しても良いです。

コア部分を債券主体の投資信託で構成する

例えば、債券に投資を行う投資信託と、株式に投資を行う投資信託では、後者のほうが値動きが大きくなりますです。今回の例で挙げると、

  • 投資信託:三井住友DC外国債券インデックスファンド・・・相対的にローリスク
  • 投資信託:三井住友DC全外国株式インデックスファンド・・・相対的にハイリスク

です。

このケースでは、資産の安定性を重視するなら、三井住友DC外国債券インデックスファンドへの投資比率を高めます。

現金と投資信託の比率を調整する

さらに資産の安定性を高めるためには、現金預金と投資信託の比率を調整し、あなたの全財産における投資信託の比率を下げます。例えば、

  • 定期預金:70%
  • 投資信託:三井住友DC外国債券インデックスファンド・・・30%

など。

必然的に儲けは少なくなりますが、損失額も少なく抑えることが可能になります。

後は実際に500円から試してみて

ウェブ上であれこれ示すことはできても、実際に運用してみなければわからないことも多いはずです。

最初から1万や2万を運用する必要はありません。500円や1,000円から試してみてください

まとめ

以上をまとめると、

  • 資金の割り振りをコアサテライト戦略で考える
  • コア部分(資産形成部分)は毎月定額を投資信託に積み立て。大きな価格変動を嫌うなら債券比率を高めに
  • サテライト部分(リターンを狙う部分)は株主優待銘柄など。株式は価格変動が高いことに注意

です。

株も投資信託も元本が保証されない商品です。

最初は少額から試し、どの程度値動きするかなどを実感してみてから開始することをおすすめします。

筆者の運用方針が参考になれば幸いです。

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筆者情報

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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